O脚のランナーが気をつけなければいけないこと
マラソンシーズン到来ですね。
これから冬にかけてたくさんのレースが開催されます。
ここ羽村市のお隣青梅市では有名な青梅マラソンがありますので、この近辺では青梅マラソンにエントリーするランナーも多いようです。
当院でも冬になるとレース本番へ向けての痛みのケアや身体の調整の為に来院する人が増えて参ります。
さて、題名に「気をつけなければいけないこと」などと書きましたが、これは走っている最中のことではありません。
足の運び方や細かいフォームの事などランニングの最中はあまり気にしない方が良いそうです。
たしかにO脚のランナーは膝を痛めやすい傾向があります。
その理由としては、O脚の人は足の外側へ荷重するから膝の外側へストレスがかかります。負担が強いられる張脛靭帯の付着している箇所に痛みが起きやすくなります。
(一口にO脚と言いましても実際には多様なタイプが存在しますので、上記の説明に当てはまらないケースもあるということを付け加えておきます。)
このようなO脚のランナーへアドバイスは、走り方ではなくて歩き方を注意してもらいます。
歩行時に気をつけてほしいのは、
つま先の向き
です。
O脚の歩行動作の特徴として、つま先を外へ向ける傾向があります。
こういう足の運び方ではガニ股に見えてしまいますし、着地の度に足関節や膝関節に捻じれのストレスがかかります。
ですからつま先は外ではなく、正面(まっすぐ前)に振り出しましょう。
歩くときはいつでも意識的につま先を前に向かせることを習慣にします。
歩き方を変えるだけでもO脚改善に効果的ですので是非取り入れてみてください。
それからシューズですが、サイズが重要です。
本当はショップなどで専門家にアドバイスしてもらいながらのシューズ選びが好ましいと思います。
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2011年11月5日 | コメントは受け付けていません。 |
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